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株式会社Sisii ブランドコンセプト

5月30日
読了時間: 2分


ブランド名の由来

Sisii(シシ) という名は、古典的な言葉「志士仁人(ししじんじん)」に由来する。

「志士仁人」とは、高い志と深い人徳を兼ね備えた人物を指す言葉であり、単なる利益追求ではなく、世の中に真に役立つものを生み出すという崇高な使命感をブランドの根幹に据えるために選ばれた言葉だ。

そして、ブランド名に「i」が三つ含まれているのには明確な意味がある。
小池孝司・小池淳司・小林孝弘——創業者3名それぞれの意志と魂が、この一文字ずつに込められている。
三人が同じ志のもとに集い、ひとつのブランドとして結びついたことを、名前そのものが永遠に刻んでいる。

なぜ、革なのか

現代のファッション産業において、多くのアパレルメーカーは新たな生地を大量に生産し、売れ残れば在庫となり、やがてはゴミとして廃棄される。その大量消費・大量廃棄の構造に、Sisiiは真っ向から異を唱える。

Sisiiが革製品をメインに取り扱う理由は、単なる素材の選好ではない。

牛・豚・羊などの動物は、食肉産業の過程で命をいただく。その際に生まれる**革は、いわば”副産物”**だ。誰かが意図して生み出したものではなく、命の営みの中で自然に生じたもの。それをそのまま廃棄することは、命に対する冒涜に他ならない——Sisiiはそう考える。

だからこそ、Sisiiは革を**「ゴミ」ではなく「いのちの贈り物」として受け取り、一枚一枚に感謝を込めて、丁寧に、誠実に向き合う。
廃棄されるはずだったものに新たな価値と美しさを与えることが、Sisiiにとってのものづくりの原点**である。

ものづくりの哲学

「生を、無駄にしない。」

Sisiiのものづくりは、この一言に集約される。

	•	新たな資源を生み出すのではなく、すでにそこにあるいのちの素材を活かす
	•	大量生産ではなく、在庫を生まない誠実な生産
	•	流行に左右されず、長く使い続けられる本質的な価値を追求する

革は使うほどに味が出る。時間をかけて育ち、持ち主の歴史を刻んでいく。それは大量消費社会のサイクルとは真逆の時間軸であり、Sisiiが目指す**「長く、深く、大切に使われるもの」**という理想そのものだ。

Sisiiが世に問うもの

現代の消費社会では、ものの価値はすぐに忘れられ、捨てられていく。
しかしSisiiは問いかける——**「そのもとにあった命を、あなたは覚えているか」**と。

革製品を手にするとき、そこには動物の命があった。
職人の手があった。
そして三人の志があった。

Sisiiの製品は、ただの「もの」ではない。
命と志が交差した場所に生まれた、**ひとつの証(あかし)**である。

 
 
 

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